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臨床検査科について

臨床検査科 診療の概要

臨床検査科は、迅速で正確な検査データを提供することを目標に掲げ、臨床各科に365日昼夜を問わず、データを報告し、病気の診断や治療に寄与しています。部門は、一般・化学、血液、輸血、細菌、病理、生理に分かれており、いずれも高い専門性が求められます。

そのため、各部門を担当する臨床検査技師は、それぞれの専門分野の認定資格を取得し、日常業務に加えて、学会発表や論文投稿などの学術活動にも積極的に取り組んでいます。

近年、職種の異なる医療従事者が連携する「チーム医療」が、良質で安全な医療を提供する上で重要との認識が高まっています。わたしたち臨床検査技師も医師、看護師、薬剤師、管理栄養士などともに、「栄養サポートチーム」、「感染制御チーム」や臨床各科とのカンファレンスなどに積極的に参加し、常に質の高い医療を提供できるようにつとめています。

今後とも、臨床検査科職員は一丸となって頑張りますので、ご理解とご支援を宜しくお願い致します。

スタッフ紹介

臨床検査技師20名

医師紹介

瀬崎 伸夫(せざき のぶお)臨床検査科部長

瀬崎 伸夫(せざき のぶお)臨床検査科部長

  • 【出身大学】
    高知大学医学部
    【専門】
    血液内科
    【所属学会及び資格】
    日本血液学会、日本造血細胞移植学会、日本輸血・細胞治療学会
    【現在の科を選んだ理由】
    専門性が高く、全身管理を必要とする科であるから
    【座右の銘】
    熟慮断行
    【医師からのひとこと】
    臨床検査科は、専門的医療を支える病院の基幹部門です。 各部門と連携をとりながら、必要な検査を迅速に行い正確な結果を報告できるよう、検査技師は日々精進しています。

吉田 裕輝(よしだ ひろき)臨床検査科医員

  • 【出身大学】
    岡山大学
    【専門】
    臨床検査管理
    【所属学会及び資格】
    臨床検査医学会認定臨床検査管理医
    【現在の科を選んだ理由】
    実臨床における検査の重要性を感じたから
    【医師からのひとこと】
    患者様のための検査を心掛けております。

資格

  認定機構 資格 人数
個人 認定輸血検査技師制度協議会 認定輸血検査技師 1
日本臨床病理学会
臨床病理技術士資格認定制度協議会
2級臨床検査士(微生物学) 1
2級臨床検査士(血液学) 4
2級臨床検査士(臨床化学) 1
2級臨床検査士(免疫血清学) 1
2級臨床検査士 2
日本臨床微生物学会 感染制御認定微生物検査技師 1
認定臨床微生物検査技師制度協議会 認定微生物検査技師 1
日本超音波医学会 超音波検査士(循環器領域) 3
超音波検査士(消化器領域) 3
超音波検査士(体表臓器領域) 2
日本臨床細胞学会 細胞検査士 4
国際細胞学会 国際細胞検査士 2
日本血液学会
認定血液検査技師制度審議会
認定血液検査技師 4
日本脳神経超音波学会 脳神経超音波検査士 1
日本不整脈心電学会 心電図専門士 1
日本血管外科学会、日本脈管学会、 日本静脈学会、日本動脈硬化学会
4学会構成 CVT認定機構
血管診療技師 1
認定病理検査技師 1
認定一般検査技師 1
施設 日本臨床細胞学会 日本臨床細胞学会施設認定  
日本輸血細胞治療学会 I&A認証施設  
臨床検査精度管理
県内の医療機関が多数参加する広島県医師会主催の臨床検査精度管理調査において、優秀な成績を収め、表彰されました。

学会発表・論文

ラボニュース(PDF版)

精度管理表彰(PDF版)

診療実績

検査件数

年度 Ir-RBC FFP Ir-PC Ir-PC HLA 合計 廃棄率
2021年度 4,302 222 20,735 670 25,929 0.29%
2022年度 4,328 406 14,590 2,120 21,444 0.48%
2023年度 4,542 454 19,170 820 24,986 0.29%
年度 生化学検査 血液検査 免疫血清検査 一般検査
2021年度 1,185,888 192,641 110,633 90,167
年度 微生物検査 輸血検査 病理検査 生理検査
2021年度 18,328 11,002 10,523 36,394
年度 生化学検査 血液検査 免疫血清検査 一般検査
2022年度 1,189,061 188,949 111,164 85,760
年度 微生物検査 輸血検査 病理検査 生理検査
2022年度 23,011 10,805 10,358 35,855
年度 生化学検査 血液検査 免疫血清検査 一般検査
2023年度 1,218,041 192,397 110,469 93,770
年度 微生物検査 輸血検査 病理検査 生理検査
2023年度 22,597 11,886 11,013 38,475

業務のご紹介

一般検査
尿中に出現するタンパクや糖、赤血球や白血球などを調べる検尿検査をはじめ、便、精液、髄液、胸水、腹水などの検査も行います。
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血液・輸血検査
血液中に含まれる赤血球や白血球、血小板などの数や性状を調べる血液検査、止血の働きを調べる凝固検査、血液型検査、輸血に関する検査を行います。
また、当院には血液外来がありますので、血液疾患に対する様々な特殊検査も行います。
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生化学・免疫血清検査
血液を遠心分離器にかけて分離した、上清(血清)や尿などを用いて、様々な成分の測定を行います。
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細菌検査
一般細菌検査、抗酸菌検査、その他の検査(インフルエンザなどの迅速検査)の3部門で、感染に関わる検査を行っています。
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病理検査
病変から採取された組織や細胞を調べる病理検査、細胞診検査を行っています。
また、入院中に治療にもかかわらず亡くなられた方が何故亡くなられたのか?また、病状はどの程度進行していたのか?などを詳しく調べるために病理解剖も行っています。詳しくはこちらをご覧ください。
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生理検査室
心臓、肺、脳などの体の機能を患者様から直接検査を行います。生理検査には、心電図検査、肺機能検査、脳波検査、超音波検査などの検査があります。
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その他の活動
感染対策チーム(ICT)、栄養サポートチーム(NST)、糖尿病療養指導などのチーム医療活動
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